キュウリの育て方 あんどん仕立て

キュウリの育て方 あんどん仕立て

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キュウリの栽培は、ミニトマトやナス、ピーマンなどと並んで家庭菜園で育てる野菜のひとつとして人気のあるお野菜ですね。
家庭菜園で育てる夏野菜の定番のひとつです。

今回はキュウリの行灯仕立てで栽培してみようと思います。
あんどん仕立ては見た目も楽しめますし、コンパクトに株をまとめて栽培を楽しますので、省スペースでも家庭菜園を楽しむことが出来ます。

それでは早速キュウリの苗の植え付けから栽培を始めてみます。
上手に「きゅうりのあんどん仕立て」が出来るように頑張ります。

キュウリの植え付け

では早速、キュウリの苗の植え付け作業に取り掛かります。
鉢は「大和プラスチック グロウコンテナ 35型」を使用しています。
サイズは、41cm(幅) x 35cm(直径) x 33.5cm(高さ)、土の容量は18リットル入ります。

この「グロウコンテナ 35型」は、持ち手が付いているので土の入った状態の鉢植えでも持ち運びがしやすいのでおススメです。
取っ手が付いたタイプの鉢は、家庭菜園においても今後主流になってくるのではないかと思います。

植え付けに使用した土は一般的な野菜用の園芸用土を使用しています。
鉢底にはあらかじめ適量の鉢底石を入れて水はけが良くなるようにしています。

キュウリの苗は、浅く植えるのがポイントなのでポットから取り出した根鉢を深く植え過ぎないようにしましょう。
具体的には鉢土の表面より少し根鉢を浮かす程度で良いかと思います。

キュウリの苗の植え付け
キュウリの苗の植え付け

キュウリは根を浅く張る性質がありますので浅植えが基本ですが、浅く植え付けると根が乾燥しやすくなりますので、土が乾いたら早めに水をやり、根を乾燥させないように注意しましょう。
無事に苗の植え付けが完了したら、なるべく日当たりが良く風通しの良い環境で栽培を始めましょう。

キュウリの鉢植え
キュウリの鉢植え

早速植え付けから二週間後のキュウリの鉢植えです。
すくすくと成長しています。
写真でも解るように早速親づるから巻きひげが伸びています。
巻きひげはあんどん仕立ての場合、麻紐などでツルを誘引して縛っていきますので、邪魔なようでしたら切ってしまっても大丈夫です。
具体的な誘引方法は「あんどん仕立て」の項を参照下さい。

キュウリの花と実の収穫

キュウリは黄色い小さな花を咲かせます。

キュウリの花
キュウリの花

キュウリの花は雄花と雌花とがあり、キュウリの実が付くのは雌花の方になります。

キュウリの雌花
キュウリの雌花

キュウリは他家受粉になりますので、特に人工授粉を行う必要は無く、昆虫などが花粉を運んで受粉してくれますが、キュウリは「単為結果性」と言って、受粉しなくても結実する性質があり、一株でも実がなりますので、一株のみの栽培でもキュウリの収穫が楽しめます。

キュウリの実の収穫
キュウリの実の収穫

キュウリの実の収穫は、朝に収穫した方が水分を多く含み、みずみずしくて美味しいです。
サイズは20センチを目安に収穫していきます。
収穫が遅れるとどんどん実が大きくなって味が落ちてしまいますので、日々観察することが大切です。

採れたてのキュウリを冷蔵庫で十分に冷やしてから食べると、とても美味しいですよね(笑)
冷やしトマトと同じく冷やしキュウリも夏野菜の定番です。

キュウリのあんどん仕立て

キュウリのあんどん仕立てで使う支柱は「リング支柱 120cm」を使用しています。
キュウリ栽培における仕立ては、園芸家や農家さんごとに仕立ての方法は違うこともありますが、基本的な仕立てのポイントは大体似ているかと思います。

さて、きゅうりのあんどん仕立てでは、まず親づるをまっすぐ上に30cmほど伸ばします。
下の鉢植えの写真では草丈は30cmを越えて育っていますので、いよいよあんどん仕立てに取り掛かります。

仕立て前のキュウリの鉢植え
仕立て前のキュウリの鉢植え

まずは、5節目までの子づる(わき芽)、花、を全て落とします。
※株元の双葉は落とさないので、双葉まで取ってしまわないようご注意。

次に親づるを支柱に誘引していきます。
初めの内は親づるを無理に支柱へとひっぱらずに、緩めに支柱に結ぶようにして余裕を持たせておくと、親づるを折ってしまうことを防ぎやすくなります。

キュウリの親づるの誘引 麻紐を使っています
キュウリの親づるの誘引 麻紐を使っています

しばらく経過してから(数日後)再び親づるを誘引し直すと、あんどんの丸い形に沿うように誘引しやすくなりますので、誘引は親づるの成長具合に合わせて段階を踏みながらゆっくりおこなって行きましょう。

親づるの成長に合わせながら支柱に誘引していきます
親づるの成長に合わせながら支柱に誘引していきます

6節目からは子づるを伸ばしていき、子づるに雌花が咲いたら、その先に付いている葉を2枚残し、そこから先の子つるは摘み取ります。
子づるに花が咲いたらその先の葉を二枚残して摘む、を6節目以降は繰り返しながら支柱に誘引していきます。

そうしているうちに、やがて親づるはあんどんの頂上にまで伸びてきますので、てっぺんまで伸びたらつる下ろしを行って、親づるを下げてあんどん仕立ての樹形を充実させて行きます。

あんどん仕立ての手入れとしては、ツルがあんどんの形に綺麗に沿うようにその都度、結び直したりして誘引の調整をしていきます。
株元の古い葉、黄色く変色した葉、ハモグリバエなどの病害虫に侵された葉は、適時取り除き行灯全体と株の風通しを良くすることも大切です。

キュウリのあんどん仕立てでは、6節目以降の子づる以外に孫づるも伸ばして行くと、支柱がつるや葉で一気に混みあってしまうこともありますので、行灯支柱のサイズや鉢の大きさと相談しながら、支柱全体にゆとりのある時に限って孫づるを伸ばすことをオススメします。
あんどん支柱が混みあってしまう場合は、孫づるは全て取り除くようにします。

キュウリのつる下ろし栽培

きゅうりのあんどん仕立てでは定期的につる下ろしを行って、つるを下げる仕立て方法が有効です。

キュウリの鉢植え つる下ろし前
キュウリの鉢植え つる下ろし前

写真は苗の植え付けから3ケ月が経過した鉢植えです。
行灯の下の方が親づるのみで葉もなく空いて来ましたので、つる下ろしを行ってつるを誘引し直していきます。

キュウリの鉢植え つる下ろし後
キュウリの鉢植え つる下ろし後

つる下ろし後の鉢植えです。
誘引していたつるの麻紐をほどいて、全体的につるを下げて再び誘引し直すことによって、行灯の上部にゆとりが生まれました。
つるの先端は再び更に上へ上へ新たに伸びてきますので、空いたスペースに再び誘引していきます。
このようにつる下げを行いながら新たにつるを誘引して行くと、
行灯全体へ混み合うことなく適度にツルを、グルグルと巻きつけながら仕立てることが出来ますので、実の収量アップに繋がります。

親づるが再び行灯の頂上付近まで伸びたら、そろそろ親づるを摘心して成長を止めようと思います。
その頃には上部の空いたスペースも親づると子づるとで適度な込み具合になっているかと思います。
あとはそのままの樹形で栽培を継続して、実の収量が落ちてくる季節まで栽培を継続していきます。

キュウリのわき芽の摘み取り

きゅうりのあんどん仕立てでは、5節目までのわき芽(子づる)、は全て落とします。
同時に5節目までは、花も落とすようにします。

5節目までのキュウリの花 落とす前
5節目までのキュウリの花 落とす前
5節目までのキュウリの花 落とした後
5節目までのキュウリの花 落とした後

栽培の初めは、親づるが30cm程の高さになるまではそのまま育て、それ以降になった段階で5節目までのわき芽(子づる)と花を落としましょう。
5節目までの脇芽と花を落とすことにより、生育初期段階での親づるの成長を促すことに繋がります。
※株元の双葉は落とさないので、双葉まで取ってしまわないようご注意。

鉢植えでの栽培や、地植えでの栽培では子づるや孫づるの整枝の方法は栽培方法によって変わってきますので、それぞれの育て方に適した手入れをするようにします。

キュウリの病気の治療と害虫対策

キュウリの栽培では病気や害虫の被害にあってしまうことがあります。
病害虫の予防には、日当たりが良く風通しの良い環境で栽培を行うことが理想です。

キュウリの追肥

キュウリの栽培では追肥は初めの実が出来る頃を目安に追肥を与えることが大切です。
追肥として与える肥料は、固形タイプの肥料が扱いやすいです。

住友化学園芸の「マイガーデンベジフル」は、栽培している植物の種類や土の容量を目安に、適切な量を株元にばらまくだけで効果を発揮してくれますので、施肥作業の負担が減りオススメの固形肥料です。

そしてマイガーデンベジフルは、肥料の効果が3ケ月から4ケ月効きますので、
キュウリの栽培では一度、追肥を与える感じで大丈夫です。
キュウリは実のなる成長速度が速い分、生育には肥料が欠かせませんので、肥料切れをおこさないように注意しましょう。

同じく住友化学園芸の「ベジフル液肥」もキュウリの追肥には有効です。
ベジフル液肥は、緩効性の固形肥料に比べ、速効性がありますので、栄養を早く株に届けることが出来ます。
マイガーデンベジフルを追肥として与えた場合は、ベジフル液肥は株の様子を見ながら補助的に与える程度で大丈夫です。

固形肥料は使わずにベジフル液肥のみを追肥として与える場合は、一週間程度の間隔で適量を与えるようにしていきます。

キュウリの葉は肥料が切れて来ると、葉の色が濃い緑色から薄い緑色に褪せて黄色く変色したり、結実した実が曲がりだしたりすることもありますので、肥料切れに注意しながら適切なタイミングで追肥を行いましょう。

キュウリの増やし方

キュウリは挿し木で株を増やすことが出来ますが、あまり一般的ではありません。
キュウリを挿し木で増やすことも家庭菜園や園芸の楽しみではありますが、株を増やしてさらに多くの実の収穫を楽しみたい場合は、初めから苗をもう一株用意して、栽培スペースを広げる方が望ましいと言えます。


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