ブルーバユー バラの栽培

ブルーバユー バラの育て方を勉強中

ブルーバユー バラの栽培

ブルーバユー「Blue Bajou」の品種紹介
ブルーバユーは、ドイツで作出されたコルデス社(W.Kordes & Sons.)のバラ品種になり、四季咲き品種になります。
系統は「FL(フロリバンダ)」になり、中輪で房咲き、花形は「丸弁平咲き」、花色は淡い藤色、芳香は微香になります。

このページでは、ブルーバユーのバラの育て方を項目ごとに掲載しております。
薔薇栽培のポイントや、気になる点などを写真とともに掲載しております。
ブルーバユーの品種は、まだ栽培経験が短いので、育て方を勉強しながらの栽培を継続中なので、皆さんのブルーバユーの育て方の一助になれば幸いです。

 

目次

ブルーバユーの植え替え

鉢植えで栽培している我が家のブルーバユーが、思う様に成長してくれないです。
新苗を購入してから地道に栽培して、やっと大きめの鉢に植え替えが出来る頃に問題発生です。

春に大きめの丸型プラスチックプランターに植え替えをして、さあこれからだと言う所で生育の具合があまり良くないですね。
ブルーバユーは少し弱い品種だとは聞いていましたが、少し油断しました。
バラは品種によって生育にばらつきがありますので、株が小さい内は過保護に育てるなど工夫も必要ですね。

植え替え前のブルーバユーの鉢植え
植え替え前のブルーバユーの鉢植え

水が切れて来たので水を与えても、なかなか土が乾いてこないので、典型的な鉢が株に対して大きすぎると言うパターンですね。
植え替え前はそれなりに生育が良かったので、大きめの鉢植えに植え替えて更なる成長を期待したのですが、植え替えが少し早すぎたのかもしれませんね。

細いままで枯れていくバラの枝
細いままで枯れていくバラの枝

写真は生育があまり良くないか細い枝が枯れている様子です。
このように太くならずに細いままで枯れていく枝が多い薔薇の株は、何かしら栽培条件が悪い場合に多く発生します。
今回の場合は、大きめの鉢に植え替えるのが株の大きさに対して少し早すぎたためだと思われます。

という訳で、せっかく大きめのプランターに植え替えを行ったのですが、一年待って、小さめの鉢に植え替えることにしました。
正確には小さめの鉢から栽培をやり直しと言う感じです。
植え替えに用意した鉢は、植え替え前に使っていた陶器の8号鉢を再び使用することにしました。

植え替え後のブルーバユーの鉢植え
植え替え後のブルーバユーの鉢植え

植え替えに使った用土はバラ専用の用土を使っています。
鉢にはあらかじめ適量の鉢底石を入れておきました。
引き抜いた株の根鉢は、秋に植える場合はあまり崩さない方が良いと聞いていたので、根に付いた土はあまり落とさずに、根も軽くほぐす程度に留めました。

植え替え後には、細い枯れ枝を選定して落とし、樹形を少し整えました。
植え替えを秋に行ったので、来年の春に生育が良くなることを期待しています。
冬には少し強めに剪定して株に刺激を与えてみようかとも思案中です。

植え替え後の復活した株の様子は、翌年の春の鉢植えの育ち具合を見ながらの栽培を継続中です。
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ブルーバユーの花

ブルーバユーの花の写真です。
青色に咲くバラの中で、ブルーバユーが一番のお気に入りです。
正確には淡い藤色で咲きますが、とても上品な色合いが好みです。
この淡い藤色が、青く咲くバラ品種の中でも人気のあるポイントだと思います。

ブルーバユーの花
ブルーバユーの花

ブルーバユーの花形は、花形は中輪の「丸弁平咲き」になり、
「FL(フロリバンダ)」特有のブーケ(花束)のような房咲きで咲きます。
ブルーバユーは、どちらかと言うと生育が弱い品種になりますが、
それでも花付きが良くたくさんの花を咲かせてくれます。
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ブルーバユーに肥料を与える

ブルーバユーには、固形肥料の他に液体肥料も積極的に与えるようにしています。
緩効性の固形肥料は、3月、6月、9月を目安に与えています。
速効性の液肥は、生育期である5月、6月あたりと、猛暑の続く8月あたりに補助的に与えています。

固形肥料は、住友化学園芸の「マイローズばらの肥料」がおススメですね。
バラ栽培の定番の緩効性肥料だと思います。
施肥の方法は、株元に「マイローズばらの肥料」を適量ばら蒔くだけで追肥が出来ますので、追肥の作業が捗ります。

液体肥料も同じく住友化学園芸の「マイローズばらの液体肥料」を使っています。
液肥は緩効性の固形肥料とは違って即効性に優れますので、緩効性肥料の補助として液体肥料を使うことが効果的です。
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ブルーバユーの病気の予防

ブルーバユーは、耐病性がやや弱い印象です。
株の健康観察をおろそかにするとすぐに黒星病などの病気が葉に発生してしまいます。
私が栽培している環境のせいもあるかとは思いますが、日当たりが良く風通しの良い環境が必須ですね。

曇りの日が続いたり雨の日が続いたりするときは、特に株の健康状態をよく観察しましょう。
梅雨の時期などでは、鉢植えでの栽培の場合は長雨を一時的に避けるように軒下など、
雨が直接当たらない環境に避難してあげることも重要ですね。
雨の日ではこまめに鉢植えを軒下に避難するようにしてからは、雨による株の衰弱は防げるようになりました。

バラの病気の治療には、「マイローズ殺菌スプレー」を推奨します。
「マイローズ殺菌スプレー」は、はバラに発生する病気の治療に効果を発揮するとともに、病気の予防にも効果を発揮しますので、
病気の治療や予防には「マイローズ殺菌スプレー」がおススメです。
黒星病やうどんこ病は、早期の発見と治療が大事なので、日頃からバラの株の健康状態を確認するようにしましょう。
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ブルーバユーの害虫の駆除

ブルーバユーの栽培では、アブラムシやチュウレンジハバチなどの幼虫の食害の被害に合うことがあります。
と言いますか、無対策の場合まず害虫被害に合ってしまいます。
とくに「アブラムシ」や「チュウレンジハバチなどのチョウ目の幼虫」の食害は、
早期の駆除が有効ですので、害虫を見つけた場合は「ベニカXファインスプレー」などの、薬剤を用いた対策が有効です。

また、「ベニカXファインスプレー」は、害虫予防にも効果を発揮しますので、バラ栽培ではとくにお勧めする薬剤のひとつです。
バラ栽培の初心者の方などには、とても重宝するスプレー剤のひとつだと思います。

アブラムシ対策にはオルトランDX粒剤

オルトランDX粒剤はアブラムシの対策には抜群の効果を発揮します。
昔はアブラムシが発生する度にスプレー剤を噴霧していましたが、
最近では「オルトランDX粒剤」をあらかじめ株元にまいておいて、未然にアブラムシの発生予防を心掛けています。

また、コガネムシ類の幼虫の駆除にも効果を発揮しますので、こちらも予防を兼ねてあらかじめ適量を株元にまいています。
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蕾を食害する害虫

尺取り虫

バラの蕾を食害する害虫は、蛾の幼虫では「ホソオビアシブトクチバの幼虫」「しゃくとりむしの幼虫」、などがあげられます。

蕾を食害するシャクトリムシ
蕾を食害するシャクトリムシ

写真は、シャクトリムシ(尺取り虫)の種類のひとつである「チャエダシャク」だと思われます。
まさに蕾を食害した後の帰り道、どこかに隠れて擬態をする最中だと思われます。

シャクトリムシなどの蛾の幼虫は、見つけて枝から取り除き、捕殺する方法が殆どだと思います。
または幼虫に直接薬剤を吹きかければ駆除することもできますが、
これくらいの大きさに育った幼虫ならば、見つけて捕殺する方が早いですね。

枝に擬態する害虫は見つけるのに手間がかかりますが、蕾の食害を見つけた場合はどこかの枝に潜んでいること間違いなしです。
枝を隅々までこまめに観察して、幼虫を見つけ次第捕殺することが有効な害虫対策になります。
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ブルーバユーの仕立て方

我が家で栽培しているブルーバユーは、地植えではなく鉢植えで栽培していますので、理想的な樹形になるように枝を剪定しながら、栽培して行くことがとても重要です。
しかし今でも理想の樹形には育っておらず、なかなか栽培に苦労しています。

バラの樹形は、木立性、半つる性、つる性の三種類に分類され、ブルーバユーは「木立ち樹形(直立性)」になります。
ブルーバユーの樹高は、高くとも1.3メートルほどのようです。
木立ち樹形のバラは上手に育てると、360度、どの方向から観賞してもボリューム感のある樹形に仕立てることが出来ますが、なかなか上手に育ってくれないことも多いですよね。

ブルーバユーは理想的な木立ち樹形になかなか育てることが出来ずに苦労しています。
綺麗な樹形になるように育てることが出来た段階で、再び栽培のコツなどを報告をしたいと思います。
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