桃の育て方 鉢植えで栽培するモモの木

桃の苗を用意する

Peach Tree | Cultivation

桃は家庭菜園で育てる果樹として人気があり、収穫した実はとても美味しく人気があります。
桃栗3年柿8年と言われるように、桃は育て始めてから3年目で実の収穫ができる、とされているようです。
桃は受粉樹を活用して、2品種を近くで育てると実が付きやすいと園芸店で紹介されておりましたので、桃の苗は2品種を同じタイミングで購入しました。
早生から中生品種だとされている品種と、晩生とされている品種の2品種を用意しました。

桃の苗の植え付け

桃の苗の植え付け
桃の苗の植え付け

桃の苗の植え付けは、冬から春の間が適しているようなので、3月に苗を購入して早速植え付けを行いました。
桃の苗の植え付けに使用した鉢は、プラスチックの円形ポットで、直径が38cm、高さが35cm、土の容量は21リットルの鉢に植え付けました。

植え付け後は日当たりが良く風通しの良い環境に鉢を置いて栽培スタートです。

桃の木に肥料を与える

桃の鉢植えには追肥は3月、6月、9月を目安に緩効性の固形肥料を与えています。
固形肥料は株元付近に適量をまいて、土と軽くませるようにして肥料を与えています。

桃の苗の植え付けを行った3月の段階では、使用した園芸用土には元肥が含まれていますので、初めての追肥は6月初旬に行いました。

桃の仕立てと剪定

用意した桃の苗木は主幹が切られておりましたので、主幹を切る必要はないので主幹はそのままにしております。
主幹から伸びる主枝は、太めの枝を上から2本選んで、残りの枝は剪定して切り落とすことにしました。
鉢植えでの栽培なので、樹高を低めに育てていくために、樹形は主幹から伸びる主枝を2本残してYの形のなるように、選んだ2本の主枝以外はすべて付け根で切り落として樹形を管理していきます。

残した2本の主枝は樹高が低くなるように、縦方向ではなく、横方向に伸びて広がるように、紐で下方向に軽く引っ張るようにして誘引を工夫することも有効なようです。

その後の剪定は、冬季の休眠期に行うことが一般的なので、冬季に入った段階で、混み入っている枝、細い枝、枯れた枝などを切って樹形を整えることが有効なようです。

桃の摘蕾

桃の蕾は開花する前に摘蕾をして蕾の数を管理することが有効なようです。
とりあえず、上向きについている蕾と混み入っている蕾は徐々に摘むようにして、バランスよく開花するように蕾の摘蕾を行うことが有効です。

桃の花の人工授粉

桃の花は開花時期は4月上旬あたりからが開花のシーズンになります。

受粉樹が必要な品種には人工授粉をした方が良いようです。
2品種育てていますが、花粉の量が多い品種と少ない品種とになりますので、花粉の量が少ない品種には人工授粉をしてみようと思います。
花粉の量が多い方の花の雄しべから筆を使って花粉を取り、花粉の量が少ない花の雌しべへと、人工的に受粉させて様子を見ようと思います。

全ての花に人工授粉を行うのは大変そうなので、半分ほどは人工的に受粉させて、残りの半分は自然受粉、風や昆虫に受粉を任せてみようと計画しています。

桃の実の摘果

桃の実の摘果は枝の長さに合わせて摘果を行う予定です。
単純に長い枝には2果から3果、短い枝では1果になるように、徐々に摘果をして、バランスよく果実が実るようにしようと思います。

桃の実の袋かけ

摘果が終わったら、幼果に袋かけを行う必要があるようなので、幼果が少し大きくなってきた段階で、園芸店で専用の袋を購入して作業をしようと思います。
袋掛けをすることによって、雨を防ぎ、果実の病気の予防と害虫対策につながりますので、袋の口をしっかり閉じるようにして袋掛けをしようと思います。

桃の実の収穫

桃の実の収穫時期は、6月から9月が収穫のシーズンになります。
品種によって収穫の時期が異なります。

育てている品種が、早生から中生品種とされている品種と、晩生とされている品種の2品種になりますので、収穫時期が異なってくると思います。
実の収穫は剪定ばさみを使って収穫作業を行っていきます。

収穫前の目安は果皮の色が赤くなるのが収穫の目安になるようです。
果皮の色が赤くなってきた段階で、袋を取り除いて数日、日に当ててから収穫すると、果実が綺麗に色付くようです。

桃の病気予防と害虫対策

桃の栽培では果実には袋かけを行いますで、果実の病害虫に対する事前の予防はできるように思います。
枝や葉にはカイガラムシやアブラムシが付くことがあるようです。
カイガラムシは見つけ次第、歯ブラシなどを使ってこすって取り除くようにします。
アブラムシは、大量に発生してしまった場合は、桃の栽培に使える専用の薬剤を使って駆除しようと思います。

桃の病気の対策としては、灰星病や縮葉病などがあるようですが、まだ栽培している鉢植えでは病気が発生しておりませんので、病気が発生した段階でその病気の対策と治療とをしていこうと思います。

病気の種類によっては、事前の予防がもっとも効果的だとする病気もありますので、桃の栽培経験を積みながら病気の予防と治療とを勉強して行こうと思います。


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