ライムを育てる | 果樹の栽培

ライムの育て方

ライムを育てる | 果樹の栽培

Tahiti Lime

ライムは ミカン科 ミカン属 に属する常緑低木の仲間になります。
樹高はそれほど高くはなりませんが、地植えでは3メートル程度、鉢植えでは2メートル程度にまで育ちます。

花が結実するとライムグリーンとも呼ばれる鮮やかな緑色の実がなりますが、
そのまま熟して来るとレモンのように黄色く変色し、ライム特有の爽やかな風味が無くなってきますので、収穫時期は実が緑色の状態で実を収穫します。

タヒチライムは種なしライムとも呼ばれており、メキシカンライムとは違って種がありません。
タヒチライムの実はメキシカンライムよりも大きく育ちますので、
家庭菜園などの趣味の園芸においては「タヒチライム」の品種の方が人気があります。

この項では主にタヒチライムの栽培の記録を掲載しております。
タヒチライムの植え付けから収穫まで、年間を通した栽培方法を記載しておりますので、栽培の一助としてご覧ください。

目次

ライムの新苗の植え付け

タヒチライムの新苗を購入して早速プラスチックプランターに植え付けました。
植え付けに使用した用土は一般的な花や野菜用の用土です。
また、鉢にはあらかじめ適量の鉢底石をいれておき、排水性を良くするようにしています。

ライムの新苗の植え付け
ライムの新苗の植え付け

鉢は直径24センチ、高さは26センチ、土は約6リットル程度入ります。
少し小振りの丸型プランターなので、株の成長に合わせて鉢を大きくしながら植え替えていこうと思います。

植え付け前に、鉢底石を適量入れる
植え付け前に、鉢底石を適量入れる

植え付け後は、風通しが良く日当たりの良い場所を見つけて栽培スタートです。
まだまだ苗が小さいのでライムの実の収穫までは遠いですが頑張ります(笑)

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ライムの花

ライムの花はレモンの花によく似ていますね。
白い小振りな花を咲かせます。
柑橘類の花はどれも同じような花形であったり、白い色の花を咲かせますので、
何の品種の花であるかを見た目で判断することはなかなか難しいですよね。

ライムの花
ライムの花

タヒチライムは花付きがとても良いですが、たとえ結実しても果実は幼果の段階で生理落果しやすいです。
レモンの栽培と同様に摘蕾する必要があるかどうかは、現在実験中です。
株が大きく育ってきたら、部分的に摘蕾しながら実のなる様子を観察してみようと考えています。

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ライムの実の収穫

タヒチライムは自家結実性であるため、1本でも結実して実を付けることが出来ます。
なので取りあえずは株ひとつでも実の収穫が楽しめます。

まだ小さいライムの実
まだ小さいライムの実

レモンの実では、果実1個に対して葉が25枚必要と言われていますが、
ライムの場合では条件はレモンと同じかどうかは分かりませんが、おそらくレモンと同じような具合だと思われます。

ライムの実は初めは濃い緑色をしていますが、熟して来ると段々と黄色に変色していきます。
黄色に熟したライムの実は、ライム特有の酸味が失われてしまいますので、
レモンとは違ってライムは果皮が緑色の内に収穫するようにします。

収穫時期は10月頃からが収穫時期になります。
収穫のタイミングは果皮が鮮やかな緑色をしている時期が収穫時です。

収穫したライムの実は、ドリンクにはもちろんタコスなどの肉料理や、
白身魚のムニエルや、シュリンプなどの魚料理とも相性がとても良いのでお試しください。

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ライムの肥料

ライムの栽培に限らず、果樹栽培では追肥が大事です。
追肥を適切に与えれば、やがては実の収穫量の増加に繋がりますので、肥料は適切な時期に与えることが大切です。

苗の植え付け時に使用した一般的な園芸用土には、もともと肥料成分が含まれている商品が多いので、苗の植え付けから2カ月程度の期間は追肥の必要はありません。

ライムに与える追肥は、住友化学園芸の「マイガーデンベジフル」という商品名の固形肥料を使っています。

「マイガーデンベジフル」という緩効性の固形肥料
「マイガーデンベジフル」という緩効性の固形肥料

「マイガーデンベジフル」は、株元にばらまくだけで肥料の有効成分をライムの株に届けることが出来ますので、追肥の作業の負担を大いに軽減してくれますので、オススメの肥料になります。

ライムの鉢植えの場合では、基本的に年4回追肥を与えることが有効ですので、
3月、6月、9月、11月を目安に肥料を与えるようにします。
「マイガーデンベジフル」の肥料の有効成分は、約3カ月程度持続しますので、上記の月を目安に施肥をするようにします。

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ライムの枝の剪定

ライムの枝の剪定は、レモンと同じように3月に行うようにします。
鉢植えでの栽培では、樹形を整える程度の剪定が理想です。
樹形はいわゆる開心自然形になるように剪定を行っています。

開心自然形は、樹高が高くなりにくいので普段の手入れが簡単なのが特徴と言えます。
その分、枝は横方向に広がるようにして成長しますので、鉢植えでの栽培でもある程度の栽培スペースを確保する必要があります。

剪定は、苗の植え付けからまだしばらくは樹形を整える程度の剪定に留めて、
混みあった枝を落とすようにして樹形を整える程度にしています。

株が充実してより大きく育った来た段階で、主幹を切り、
そこから伸びる側枝を主枝として樹形を整えるように管理しています。

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ライムの害虫駆除と病気の予防

ライムの栽培で特に気を付けるべき害虫は、なんといってもテッポウムシです。
カミキリムシの幼虫はテッポウムシとも呼ばれ、ライムやレモンなどの柑橘類の幹に丸い穴を開けてしまいます。

テッポウムシは幹の中をトンネル状に食害していき、幹に空けられてしまった穴からは、木くずや糞が排出されます。
テッポウムシの食害が進むと、枯れて株が枯死してしまうこともありますので注意が必要です。

テッポウムシの駆除には、園芸用キンチョールE
テッポウムシの駆除には、園芸用キンチョールE

テッポウムシの駆除には、住友化学園芸の園芸用キンチョールEがおススメです。
専用ノズルを空けられてしまった穴に入れることで、効果的に害虫を駆除できますのでテッポウムシの駆除は早期の対策がとても大切であり、有効です。

ライムに発生する病気は、特に注意するほどの病気は無いように思えます。
しいて上げるとすれば、葉や果皮に発生する「かいよう病」がありますが、
被害が深刻に広がるケースはあまりないと思えます。

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ライムの増やし方

ライムは、レモンなどのかんきつ類と同様に、接ぎ木や挿し木で株を増やすことができます。
接ぎ木の場合はカラタチを台木にして接ぎ木で増やすことが一般的です。

挿し穂を使った挿し木でも株を増やすことは出来ます。
挿し木は初心者でも気軽にライムの株を増やすことが出来ますので、挿し木を使って株を増やすこともお勧めです。

現在、挿し穂を使った挿し木の栽培を継続中ですので、挿し木の栽培の様子は成長具合を観察しながら追って掲載します。

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ライムの冬越し

ライムの木は、地植えはもちろん鉢植えでも外に置いたままで越冬が可能です。
特に寒さの厳しい寒冷地での栽培経験はないのでわかりませんが、
一般的な場所ではマルチングなど冬越しする為の特別な用意は必要は無いかと思います。

冬越し中は、ライムの株は休眠状態となり成長はほぼ止まりますが、常緑樹になりますので、葉は冬でも緑色をしていますので、紅葉して色付き落葉して全て落ちるということはありません。

冬季においては水やりは、夏季のように毎日欠かさず与える必要はありません。
水やりの頻度としては、鉢植えの土が乾ききる前に水を与えるようにして、
与える分量は鉢底から少し流れ出る程度の水を与えるようにして管理して行きます。

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ライムを料理で使う

収穫したライムの実はドリンクや料理で使うことが出来ます。
ライム果汁と相性の良い料理は、タコスやチリコンカンを使ったチリドッグなどのメキシコ料理が特に有名ですね。
ライム果汁は挽き肉料理との相性が良いので、いろいろと試してみると発見があって楽しいですよ(笑)

ライムの果汁たっぷりチリドッグ
ライムの果汁たっぷりチリドッグ

また、白身魚を使ったムニエルや、エビのガーリックシュリンプなどの魚料理でも、ライムのさっぱりとした風味は相性が良いことで知られています。

自宅でライムを栽培することによって、収穫したてのフレッシュなライム果汁を料理で使うことが出来ますので、ライムの栽培はお勧めする果樹のひとつです。

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