ブッシュカン(仏手柑)を育てる | 果樹栽培

仏手柑(ブッシュカン)の育て方

仏手柑(ブッシュカン)の栽培方法

園芸センターで見つけた珍しい植物、その名も「仏手柑(ブッシュカン)」。
仏手柑の実は「仏の手」とも呼ばれ、手の指を連想させるような不思議な形の黄色い実がなります。
英語では、「Buddha’s Hand」、または「Fingered Citron」とも呼ばれています。

仏手柑の実には果肉がなく、柑橘系の果物特有の白い綿のようなものしか中身がないようで、果肉はもちろん果汁が無いようです(笑)

従って日本では、実は食用ではなく観賞用として「茶の湯の席の生け花」や「正月飾り」などで使うことが多いようですが、
果皮からは良い芳香がするようなので、砂糖漬けなどで利用できるようです。

海外の料理番組では、爽やかな芳香のする果皮をマーマレードのように砂糖で煮て、美味しいく頂いているようです。
ジャム作りが私の趣味のひとつでもありますので、収穫した実はマーマレードに加工してみようと考えています。

仏手柑の原産地はインドになり、日本の冬の寒さには弱いらしいので、冬季は室内での栽培を推奨していますので、購入した苗は鉢植えで栽培して、冬季は室内に鉢ごと入れて栽培してみようと思います。

目次

仏手柑(ブッシュカン)の植え付け

さっそくガーデンショップで購入した苗を鉢に植え付けました。
使用した用土は一般的な花や野菜用に販売されている用土を使っています。

鉢底には水はけを良くするように鉢底石を適量入れました。
植え付け後は、日当たりがよく風通しの良い場所を見つけて栽培スタートです。

仏手柑(ブッシュカン)の植え付け
仏手柑(ブッシュカン)の植え付け

仏手柑は、ミカン科 ミカン属 に属する常緑低木に分類されるようなので、
レモンやライムなどの柑橘系の果樹の鉢植えの傍において、栽培して行こうと思います。
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仏手柑(ブッシュカン)の実の収穫

仏手柑(ブッシュカン)の実は、一本でも結実する自家結実性になります。
なので取りあえずは鉢植えはひとつで大丈夫なようです。

実は、他の柑橘類と同じように初めは緑色の果皮で、熟して来るにつれて黄色く変色するようです。

収穫時期は11月~2月あたりなので、一般的な柑橘類と同じようなシーズンのようです。
まだ苗を植え付けて日が浅いので、実の収穫には至っておりませんが、地道に栽培を継続中です。
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仏手柑(ブッシュカン)の花

仏手柑(ブッシュカン)の実は、一本でも結実する自家結実性になりますので、
人工授粉をせずともに自然に受粉してくれると思います。

花は一般的な柑橘類と同じような花形の白い花を咲かせるようです。

レモンや柚子、またはグレープフルーツなどの柑橘系の花は、
どれも似たような花を咲かせますので、おそらく仏手柑も、
白い色や花形は似ているのだろうなと思いますが、どうでしょうね。

花の写真も開花を確認次第、撮影して掲載予定です。
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仏手柑(ブッシュカン)の剪定

仏手柑(ブッシュカン)の樹形は、レモンや柚子などと同じように「開心自然形」が無難な樹形のようです。
開心自然形は、40cm程度の高さにまで育ってきた段階で主幹を切って、
側枝を3、4本の主枝として横方向に伸ばすようにし、
開心自然形に近付けるように剪定をおこなって行くと理想的な樹形に仕立てることが出来ます。

また、柑橘類などの果樹の剪定の経験があまりなく枝の剪定に自信が無い場合は、
初めの数年は無理に枝を選定することはなく、混みあった枝や、細い弱そうな枝を選んでカットするようにして、
剪定の経験を積んでから「開心自然形」に近づけて行くようにしても問題は無いと思います。

苗の植え付けから始めの数年は、一気に樹形が高くなることもありませんので、
樹形をコントロールしながらじっくり剪定のコツをつかんで行けば良いかと思います。

そして、主幹や側枝などの幹や枝の育ち具合を観察して行くことも大切です。
栽培経験を積めば樹形がどのように変化して行くかを想像することが出来るようになりますので、ある程度の栽培経験を積んだら、いよいよ開心自然形になるように樹形を整えていきましょう。
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仏手柑(ブッシュカン)の肥料

仏手柑の肥料は、レモンなどの柑橘類と同じ要領で良いかと思います。
レモンや柚子の栽培では主に、住友化学園芸の固形タイプの緩効性肥料、
「マイガーデンベジフル」を使用していますので、こちらの固形肥料が最適だと思います。

緩効性の固形肥料「マイガーデンベジフル」
緩効性の固形肥料「マイガーデンベジフル」

また、一般的な果樹栽培と同様に、追肥を与える時期は、3月、6月、9月、の年三回を目安にすれば良いかと。

住友化学園芸の「マイガーデンベジフル」という緩効性の固形肥料は、
鉢植えの用土の上に肥料をばらまくだけで、肥料の有効成分が株に届きますので、追肥作業の負担を大いに軽減してくれますので楽ですよ。

マイガーデンベジフルの有効成分は、約3ヶ月から4ヶ月ほど、効果が持続しますので、追肥のサイクルやスケジュール管理も楽になります。
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仏手柑(ブッシュカン)の害虫駆除と病気の予防

仏手柑の栽培経験があまりないので、害虫対策や病気の治療がどの程度必要かはまだ分かりませんが、おそらく柑橘系の植物と同様な対策や予防の知識があれば良いかと思います。

害虫対策としては、柑橘類は「テッポウムシ」や「チョウ目の幼虫」に注意が必要ですね。
テッポウムシはカミキリムシの幼虫で、木の幹に穴を開けられてしまいます。
発見が遅れると、幹の中をどんどんトンネル状に食害してしまいますので注意が必要です。

住友化学園芸の園芸用キンチョールE
住友化学園芸の園芸用キンチョールE

テッポウムシの駆除には、住友化学園芸の園芸用キンチョールEがあれば大丈夫です。
テッポウムシ専用の駆除剤なので、取り扱いも簡単ですのでもしもの時にはお勧めの薬剤です。

チョウ目の幼虫としては、アゲハ蝶などの芋虫による葉の食害ですね。
芋虫は若くて柔らかい葉を好んで食べる習性がありますので、主幹や側枝の先端付近の葉が食害の被害を受けやすいです。

葉の食害は、株の健康状態の観察を日々行っていれば葉の食害を早期に目視で発見が出来ますので、食害の原因である芋虫を見つけたら捕殺したりして株から取り除きましょう。
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仏手柑(ブッシュカン)の冬越し

仏手柑はインドが原産地になりますので日本の寒さには弱いようです。
なので鉢植えで栽培をしていますので、冬季は部屋に入れて越冬させようと思います。

越冬中は室内で栽培している観葉植物の近くに置いて、すこしでも温かい環境下で栽培する方が無難なようです。

おそらく特別に暖かい部屋の中に置かなくても、室内で外の寒さに直接触れない程度の室温で大丈夫かと思います。

苗の植え付けから数か月後には初めての冬を迎えますので、実際に冬越しが上手くいくかを試してみます。
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仏手柑(ブッシュカン)の増やし方

仏手柑は一般的な柑橘系植物と同様に、接ぎ木や挿し木で株を増やすことができるようです。
柑橘類の植物では接ぎ木には台木に、カラタチを用いるケースが多いです。

まだ植え付けをした仏手柑の株が小振りなので、
そこそこ大きく株が成長してきた段階で、接ぎ木や挿し木を行ってみようと思います。

接ぎ木は、カラタチの台木を用意したり穂木の調整をしたり、すこし難易度の高い園芸の経験が必要になります。
挿し木はベテランでも失敗することもありますが、初心者でも容易に株を増やすことが出来ますので、まずは挿し木で仏手柑の株を増やしみようと計画中です。

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仏手柑(ブッシュカン)を使ってマーマレードを作る

さて、まだ仏手柑の実の収穫には至っておりませんが、
収穫した仏手柑の実は、マーマレードにして使ってみたいです。
マーマレードは柑橘系の果物を使ったジャムの代名詞でもありますので、
仏手柑の皮を使ったマーマレードはなかなか興味深いですね。

実際に仏手柑の実の香りを嗅いだことはありませんが、
情報によるとそれはもう清々しい柑橘系の良い香りがするようなので、今から楽しみです(笑)

または果皮を砂糖漬けにした物も美味しそうですね。
仏手柑の砂糖漬けのレシピはネット検索をすると、いろいろと情報もありますので参考にしてみる予定です。
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