フィンガーライムの育て方を勉強中

フィンガーライムの育て方を勉強中

フィンガーライムを苗から育てる

Australian Finger Lime

フィンガーライムの苗が園芸店に置かれていたので早速購入して育てています。
購入時期は4月、苗は春の新苗で販売されておりました。
フィンガーライムはオーストラリア原産のようなので、暖かい気候を好むようです。
品種情報としては、ミカン科 ミカン属 に分類されるようなので、柑橘系の種類のひとつになると思われます。

フィンガーライムの実は「森のキャビア」とも呼ばれているようで、取り扱い量も今はまだ数が少なくとても貴重なようなので、収穫までが楽しみです(笑)
風味はライムに似ているのでこのようなネーミングになったようです。
品種も何種類かあるようで、赤い果肉の品種と、黄色い果肉の品種とをそれぞれ購入しましたので、二株、栽培継続中です。

フィンガーライムの栽培は初めてですので、苗の植え付けから実の収穫、日々の手入れなどを気が付いた点を細かく観察しながら記事を更新してきたいと思います。

フィンガーライムの苗の植え付け

フィンガーライムの苗の植え付け
フィンガーライムの苗の植え付け

さっそく購入した苗を植え付けました。
鉢はプラスチックタイプの丸い鉢で、株がまだ小さいので少し小さめのサイズの鉢を用意しました。
排水性をよくするために鉢底石を適量入れてから、野菜用などで使用される一般的な園芸用土を使って植え付けを行いました。

植え付けの際には枝に無数のトゲがあるので注意が必要です。
トゲが結構多くあるので、さっそくチクチク何か所か刺さりました(笑)
普段の手入れもトゲには注意が必要ですね。

植え付け後は水をたっぷり与えて、日当たりがよく風通しの良い環境で栽培スタートです。
栽培環境は、一般的な柑橘系の果樹と同じような環境を好むようなので、日当たりと風通しは必須のようです。

株が大きく成長してきたら、さらに一回り大きめの鉢に植え替える予定なので、それまではこのまま栽培を継続中です。

フィンガーライムの花

購入した苗はすでに数輪開花していましたので、花の撮影をしておこうと思いましたが、花は長持ちしないようで撮影前に花弁がちらほら落ちてしまいました。
花持ちはあまり長くはないように思えます。

フィンガーライムの開花の時期は、レモンやライムなどと同じく5月からが開花の時期ですね。
花は小さくて白い花を咲かせるようです。
花弁の色は二品種ともに白色のようです。
蕾は結構多めに付いているようなので、花が開花次第、撮影して写真をアップ予定です。

フィンガーライムの実の収穫

フィンガーライムの実 まだ小さい
フィンガーライムの実 まだ小さい
フィンガーライムの実の収穫
フィンガーライムの実の収穫

購入した苗にはひとつ花が結実しており、小さかった実もだんだん大きく成長しています。
収穫サイズは指の太さ程度に成長するようなので、もうすこし実が大きく成長するまで大事に育てています。
品種の情報によると、1本でも結実する自家結実性のようなので、1株でもよいようですが、念のため赤い果肉の品種と黄色い果肉の品種とを並べて栽培しております。
二株あれば受粉も一株よりは促されると思いますので、念のため二株栽培しています。

実はライムのような風味がするようで、とても美味しいようなので初収穫が楽しみです。
フィンガーライム実の収穫時期は夏が一般的なようですのでこのまま栽培継続中です。

フィンガーライムの追肥

フィンガーライムは常緑低木に属するようなので、一般的な果樹と育ち方は類似しているように思えます。
なので追肥の時期は3月と9月辺りが肥料を与える時期としては最適だと思われます。
肥料は、緩効性の固形肥料を適量鉢植えに与えています。

また、液体肥料も補助的に与えることも有効だと思いますので、花が結実する時期、つまり5月には液肥も与えています。
液肥の頻度は2週間を目安に間隔をあけて与えています。

夏の猛暑を越えた後は、株が夏バテしていると思いますので9月にも液肥を補助的に与えるようにします。
9月も液肥の頻度は2週間を目安に間隔をあけて与えています。

フィンガーライムの病気と害虫の予防

いまのところ目立った害虫の被害には幸いあっておりません。
しかし、柑橘系に属する果樹になりますので、やはり蝶の幼虫には注意が必要な気がします。

庭で育てているレモンやライムなどの柑橘系の果樹は、春になると芋虫系の害虫による葉の食害に合うことが多いので、やはりフィンガーライムもそれらの害虫による食害に合う可能性が高いと思いますので、注意しています。
芋虫は見つけ次第取り除くようにしましょう。

病気に関してはそれほど心配はないようですが、しばらくは株の状態に気を配っています。
レモンやライムなどの柑橘系の植物の栽培経験は長いので、何かしらの病気にかかったときの対処には自信がありますがどうでしょうか。
植物の病気の対策としてはやはり日当たりと風通しの良い環境が一番の病気の予防につながりますので、フィンガーライムの栽培経験を積むまでは庭で一番好条件な場所で栽培を継続しております。

フィンガーライムの冬越し

フィンガーライムは、ある程度の耐寒性はあるようですが、寒さに弱いようなので、冬季は注意が必要なようです。
鉢植えで栽培していてまだ株も小さいので、冬は室内に入れて、観葉植物と同様に越冬させようと考えています。

しかし、株が大きく成長してくると室内に入れるのが困難になるのではないかと思います。
1年目は冬季は室内に入れて栽培をして、株が大きくなってきたら外で越冬させようと計画しています。

フィンガーライムの増やし方

フィンガーライムの増やし方は、おそらく挿し木で株を増やすことができると思いますが、まだトライしてはおりません。
購入した株は接ぎ木がされている苗なので、本来は接ぎ木で栽培をすることが推奨されていると思います。

しかし、栽培環境によっては突然株が弱って枯死してしまうことも考えられますので、バックアップもかねて接ぎ木ではなくても、挿し木で株を増やしておきたいことろです。
挿し木をする前にまずは株をもっと大きく成長させてからになりますので、まずは株の成長を促すことが先決ですね。

フィンガーライムの食べ方

フィンガーライムの食べ方
フィンガーライムの食べ方

フィンガーライムはライムを思わせる風味が特徴のようですが、スーパーなどで販売されていることがほぼないので、まだ食べたことがありません(笑)
栽培している鉢植えにはようやく実が結実して収穫まではまだしばらくかかりそうなので、加筆中です。

—追記—
ようやく収穫サイズに実が育ったので、早速収穫して食べてみました。
実を半分に切ると、プチプチした果実が中から出てきました(笑)
果皮を潰すようにして指で押すと、プチプチとした果実が中から出てくるようです。

果実の風味は柑橘系特有のさわやかな香りがしました。
少し酸っぱかったですが、プチプチとした食感もアクセントになり美味しかったです。
株がまだ小さいですが、たくさん花が結実しましたので、実の収穫はそれなりに楽しめそうです。


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