アボカドを種から育てる

アボカドを種から育てる

アボカドを水耕栽培から始める

アボカドはクスノキ科 ワニナシ属 に属する常緑高木になり、
樹高は地植えでは20メート以上、鉢植えでは2メートル程度に成長します。

アボカドの果肉は「森のバター」とも例えられているように、
栄養価が豊富で不飽和脂肪酸に富むことで知られています。
アボカドの濃厚な実は「ワカモレ」や「サラダ」などの料理で人気があります。

アボカドの実
アボカドの実

特にワカモレは、トルティーヤチップスのディップとして、
またはサンドイッチの具材としても楽しめますので、アボカド料理のおススメのひとつです。

この項ではスーパーで販売されているアボカドの種を使って水耕栽培をして、
発芽後、土に植え付けをして収穫に至るまでを現在進行形で栽培の記録を更新中です。
年間を通してアボカド栽培のポイントやコツ、気になる点などを写真撮影をしつつ掲載しております。
実際にアボカド栽培を楽しみつつ、栽培の記録が皆さんの栽培の一助に慣れれば幸いです。

目次

アボカドの種の水耕栽培

スーパーなどで販売されているアボカドは、ほぼハス品種と言う種類のアボカドになります。
アボカドをワカモレなどに調理して、残った種を発芽させて栽培してみようと思います。

アボカドの水耕栽培の時期は、気候が穏やかになる春先頃が良い時期になります。
気温は20度前後の日が続く時期が適したシーズンと言えます。

アボカドの種の水耕栽培
アボカドの種の水耕栽培

果肉から取り除いた種は、綺麗に水洗いしてプリンカップやガラスコップなどの容器を用意し、
種の尖った方を上向きにして、爪楊枝を側面に三本刺した状態の種を乗せます。
種は三分の一ほど水に浸かるようにしましょう。

水は出来るだけ毎日交換するようにして、常に新鮮な水で栽培をするように心掛けます。
アボカドの種が未熟であったり果肉が残っていた場合などでは、栽培日数が経過するにつれて、種にカビが生えてきて水が濁ってきますので、そのような場合は成熟した種を用意しなおし、再トライをして下さい。
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アボカドの種から発芽

水耕栽培を開始後、約一月ほどで種が割れだし、割れた隙間から発根して根が出てきます。
やがて、緑色をした芽も伸び出しますのでこのまま暫くは水耕栽培を継続します。

アボカドの種から発根
アボカドの種から発根

実際に土に植え付けるまでに十分に根を伸ばさせて、芽もある程度成長させた段階で植え付けを行うと、植え付けの成功率が高まりますのでもう暫く水耕栽培を続けます。
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発芽したアボカドの種を土に植える

発芽したアボカドの種をいよいよ土に植え付けます。
水耕栽培からおよそ2、3ヶ月ほど経過すれば、発芽の状態も発根の状態も植え付けに適していると思われます。

アボカドの種から発芽した様子
アボカドの種から発芽した様子

種から発芽して、十分に発根を確認した状態で種を植え付けると成功する確率が高くなります。

植え付けには6号程度の素焼きの鉢植えが丁度良いサイズになります。
用土は市販の園芸用培養土で大丈夫です。

発芽したアボカドの種を土に植える
発芽したアボカドの種を土に植える

種は土に完全に埋めるのではなく、種の部分が少し見える程度出した状態にして植え付けます。
植え付け後は、日当たりが良く風通しの良い場所に鉢を置いて栽培を継続します。

早速ですが、植え付け後、約一か月後の写真です。

アボカドの植え付け
アボカドの植え付け

葉もしっかりと育っている様子が見れます。
植え付けからまだ30日程度ですが、成長は早い印象です。
このまま順調に育てば、近いうちに植え付けた6号鉢から8号鉢へと植え替えが必要かと思われます。

とりあえず、水耕栽培から始めたアボカドの植え付けは成功しました。
あとは株をどんどん大きくするように日当たりが良く風通しの良い環境で栽培を継続していきます。

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アボカドの花と結実について

種から育てたアボカドは、なかなか開花してくれなかったり、
開花しても結実することがあまり無いとも言われており、
現実的には観葉植物として育てる程度に終わるということも言われておりますが、
実際に栽培年数を積み重ねて、色々とアボカド栽培を検証しつつ楽しんでみようと思います。

さて、アボカドの種の植え付け後、順調に株が大きく成長しだすと、やがて株に花芽が付いて開花するようになります。
しかし、アボカドはひとつの株で雄花と雌花が咲きますが、雄花と雌花の開花時期が異なるのが特徴になり、
実を付けたい場合はハス種以外の違う品種をそばに置いてともに栽培をするか、
一株でも受粉が出来るように人工授粉を行う必要があります。

日本ではスーパーなどで販売されているアボカドの実は、ほぼハス種になりますので、
ハス種以外のアボカド品種を用意するには、園芸店などで「ベーコン種」や「フェルテ種」
など、ハス種とは開花時期の異なる品種を用意すると、それぞれの株で受粉しやすくなります。

人工授粉は少し手間がかかって大変なので、暫くはハス種どうしで自然受粉してくれないか観察中です(笑)
計4株ほどハス種を栽培しておりますので、何とか自然に受粉してくれれば楽しいのですが。
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アボカドの実の収穫

アボカドの実の収穫時期は、11月頃から実を収穫できるようになるようですが、
栽培している株では、未だ収穫の実績がありませんので地道に栽培を継続中です。

スーパーで購入したアボカドの種を発芽させて、
実際に実の収穫、そして実食に至るまでにどれほどの月日が必要なのか分かりませんが、
観葉植物として栽培を楽しみながら、栽培記録を更新中です(笑)
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アボカドの肥料

アボカドには追肥を与えてあげることが大切です。
特に実の収穫を前提とした栽培では、3月と9月に固形肥料を追肥として与えることが有効です。

住友化学園芸の「マイガーデンベジフル」という緩効性の固形肥料は、
鉢植えで栽培しているアボカドの用土の上に適量を肥料をばらまくだけで、
肥料の有効成分を株に届けることが出来ますので、追肥作業の負担を大いに軽減してくれます。

緩効性の固形肥料
緩効性の固形肥料

マイガーデンベジフルの有効成分は、約3ヶ月から4ヶ月ほど、効果が持続しますので、
3月、6月、9月、を目安に鉢植えに追肥を与えるようにします。
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アボカドの鉢植えの冬越し

アボカドは、メキシコ産が有名なように温暖な気候を好む植物になります。
日本では冬季は室内で観葉植物の要領で栽培を継続するようにし、
冬越しは屋内で越冬させるようにします。

鉢植えでの栽培では冬季には室内へ移動することが出来ますので、
日本でのアボカド栽培はやはり鉢植えでの栽培が無難だと思います。
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ビニール温室を使って冬越し

アボカドの鉢植えを温室で越冬

アボカドの鉢植えは、ビニール温室で越冬させています。
挿し木をしてから初めての冬季になり、株がまだ大きく育っていなので少しでも温かい環境で冬越しさせようと思います。ビニール温室 フラワースタンド用 スリムビニール温室 フラワースタンド用 スリム

写真はフラワースタンド用のビニール温室です。
タカショー製の「ビニール温室 フラワースタンド用 スリム」と言う商品になります。
サイズは、幅70.5cm×奥行50cm×高さ111cm程度になりますので、
この中に入るサイズのフラワースタンドがあれば、フラワースタンドにこのビニール温室を被せるだけで温室化が可能です。

また、ビニール部には前面と天面にチャックが付いていますので、それぞれ別々に開閉が出来るようになっていますので、前面のみ開けたり、天面のみ開けたりすることも可能です。

フラワースタンドは、三段タイプの物を使って、アボカドの鉢植えを乗せています。
サイズは、幅600mm 奥行490mm 高さ475mm になります。

まだ鉢植えのアボカドの株が小振りなので、このビニール温室とフラワースタンドを使って室内で越冬させています。
春になったら再び鉢植えを外に置いて栽培を継続させようと思います。

また、室内に鉢植えを移動する時には、鉢の下にナメクジなどの害虫が居ないかどうかを確認してから移動をしましょう。
鉢に付いた害虫ごと冬越しなんて御免ですから(笑)
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アボカドの枝の剪定

アボカドの剪定時期は3月から5月頃が適したシーズンのようです。
鉢植えでの栽培での剪定は、樹形が乱れない程度に剪定するようにします。

樹形は高さよりも横方向に広がるように仕立てると、鉢植えでの栽培では管理が楽になります。
理想的な樹形は、40cm程度の高さにまで育ってきた段階で主幹を切って、
側枝を3、4本の主枝として横方向に伸ばすようにし、
開心自然形になるように剪定をおこなって行くと理想的な樹形に仕立てることが出来ます。
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アボカドの株の増やし方

アボカドは、一般的には挿し木で増やすことが出来ます。
今回のアボカドは種を使った水耕栽培から始めましたが、
一般的にはアボカドの株は挿し木で増やすことが主流になります。

アボカドを挿し木で増やすことによって、元のアボカドの木の性質をほぼそのまま引き継ぐことが出来ますので、
良い実が付くアボカドの木なら、実から種を採取して栽培を始めるよりも、挿し木で株を増やす方法が確実です。
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アボカド料理のご紹介

アボカドはメキシコ料理で使うことが多く、
タコスやワカモレ、そしてサラダなど、色々な料理で使われています。

ワカモレ
ワカモレ

特にワカモレは手軽に食べることの出来るアボカド料理の定番ですね。
ワカモレはトルティーヤチップスのディップとして食べたり、
サンドイッチの具材のひとつとして挟んで食べたりと、
アボカドの風味を活かした料理として人気があります。
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