How to Grow Bell Pepper | Paprika
パプリカは、ナス科 トウガラシ属 に分類される植物になります。
パプリカには赤い色と黄色い色などがあり、ヨーロッパでは日常的に使う野菜のひとつとして料理によく使われる印象です。
このページではミニサイズの実がなるミニパプリカの育て方を、写真とともに掲載しておりますので、ミニパプリカ栽培の一助としてお役立てください。
ミニパプリカの苗の植え付け

Bell Pepper | Cultivation
ミニパプリカの苗を園芸店で購入してさっそくプランターに植え付けを行いました。
植え付けを行った時期は4月の上旬になります。
プランターのサイズは、中型のサイズで、幅が51.6cm、奥行きが34cm、高さが26cmで容量は28リットルになります。
用土は一般的な野菜用の園芸用土を使っています。
また、排水性を高めるためにプランターにはあらかじめ適量の鉢底石を敷いてから用土を入れています。
鉢底石を入れることによって水はけがよくなりますので、鉢底石を入れることをおすすめします。
パプリカの苗は浅植えが基本になりますので、育苗ポットから取り出した根鉢は深く植え過ぎないように、プランターに入れた用土の表面より少し根鉢を浮かす程度で植え付けました。
苗を浅植えにすると、栽培日数が経過するとともに株元の根が地表に露出して見えてくることがありますので、そのような時は株元に土寄せをして根を埋めて隠すようにします。
パプリカの苗の植え付け後は、たっぷり水を与えて、日当たりが良く風通しの良い環境で育てていきます。
ミニパプリカの仕立て方
Bell Pepper | Plant Care
パプリカの植え付け後は株がまだ小さいので、1番花は摘んで実を付けないようにして、株の充実を優先しています。
栽培の初めは株を充実させることを優先させるので、株が大きく育つように1番花は摘み取っています。
2番花、3番花も摘蕾、または摘花することも株を育てることを優先させるためには有効ですが、2番花、3番花の摘蕾はそこまで神経質にならずとも良い気がします。
パプリカは支柱を利用して3本仕立てで育てるようにしています。
支柱は草丈がある程度の大きさに育ってきたら、支柱を挿して主幹を支えるように麻紐などで結び、幹が倒れないように支えます。
仕立て方としては、1番花より下から伸びる脇芽(側枝)が勢い良く育つ良い枝となりますので、1番花より下の側枝2本と主幹の3本仕立てにしています。
選んだ2本の側枝(わき芽)より下のわき芽は全て摘んでかき取ります。
プランターでの栽培では、主幹と2本の側枝を合わせた3本仕立てが、コンパクトに樹形をまとめやすくなりますので、パプリカの仕立ては3本仕立てで栽培をすることがお勧めです。
ミニパプリカの花
Bell Pepper | Flowers
パプリカの花は、小さな白い花を咲かせます。
パプリカの花は、、花付きが良く次から次へとどんどん開花しては、やがて結実して実がなります。
栽培の初めは株を充実させることを優先させるので、株が大きく育つように1番花は早めに摘みとっています。
ミニパプリカに肥料を与える
Bell Pepper | Fertilizer
パプリカのプランター栽培では、一番花が咲いた頃を目安に追肥を与えています。
緩効性の固形肥料を株元付近に適量ばらまいて、土と軽く混ぜ合わせるようにして追肥を与えています。
あとは株の様子を見ながら補助的に液体肥料を与えることも有効です。
液肥は速効性がありますので、株に栄養を早く届けることが出来ます。
最近花付きが悪いなと感じた時や、実の成長が遅いなどと感じた時、株の成長具合が遅いと感じられる時には液体肥料を補助的に与えてみることも有効です。
このように緩効性の固形肥料と速効性のある液体肥料とを、組み合わせて株に栄養を与えることはとても有効な追肥の方法となりますが、肥料を与える分量は適量を与えるようにしましょう。
ミニパプリカの収穫
Bell Pepper | Harvest
赤い色の実がなるパプリカの場合、綺麗に赤く色付いて収穫サイズになった順に、随時ハサミを使って収穫をしていくようにします。
実が付いたまま収穫が遅れてしまうと株が疲弊してしまうので、収穫が遅れないようにすることが基本です。
また、花数が多すぎると実が上手く育たないことがありますので、摘花、または摘果をして花数にも注意しながら管理をしていくとも有効です。
ミニパプリカの病気予防
Bell Pepper | Sickness
パプリカの栽培では、葉や茎に病気が発生してしまうケースは少なく感じられます。
病気の予防には、日当たりが良く風通しの良い環境で栽培をすることが有効です。
ミニパプリカの害虫対策
Bell Pepper | Insect
パプリカの栽培ではいまのところ目立った害虫の被害に合っておりませんので、害虫には強い印象があります。
害虫の食害に合ってしまった場合は、実際に害虫の被害に合ってしまった段階で追記をしていこうと思います。