Potatoes | Cultivation
今回は「ぽろしり」と言う品種のジャガイモの種いもを用意して、中型サイズのプランターでジャガイモを育ててみることにしました。
ぽろしりは、カルビーポテトが10年以上かけて開発したオリジナル品種のようです。
購入したぽろしりの種いもは、サイズが小さめの種いもになりましたので、種いもは切らずにそのままプランターに植え付けることができましたので、植え付けの作業はお手軽でした。
ぽろしりの栽培は、以前にポテトバッグを使って栽培を行った経験がありますが、今回はプランターで栽培をしてみることにしました。
種いもの植え付けと発芽

Potatoes | Planter
それではさっそく種いもの植え付けです。
種いもは2月下旬に植え付けを行いました。
種いもの植え付けに使用したプランターのサイズは、幅が51.6cm、奥行きが34cm、高さが26cmで容量は28リットルになります。
用土は一般的な野菜用の園芸用土を使っています。
また、水はけが良くなるようにプランターにはあらかじめ適量の鉢底石を敷いてから園芸用土を入れ、排水性が高くなるようにしています。。
鉢底石を入れることによって水はけがよくなりますので、鉢底石を入れることをおすすめします。
種いもからはすでに発芽して芽が少し伸びていたので、芽出しは完了していました。
種いもの植え付けは、プランター内に2か所、株間が15cm程度になるように穴を掘って種いもを植え付け、覆土は5cmから6㎝程度を目安に土を種いもにしっかり被せて種いもの植え付けは完了です。
種いもの植え付け後は、水をたっぷり与え、日当たりが良く風通しの良い場所にプランターを置いて栽培スタートです。
その後の水やりは、土が乾いてきたのを確認してから与えるようにして、芽が地表に出てくるまで待ちます。
発芽後も同様に、土が乾いてきたのを確認してから与えるようにしています。
ジャガイモの芽かきと土寄せと追肥と

Potatoes | Plant Care
ジャガイモの芽が5cm程度伸びてきたら芽かきを行います。
芽かきの方法は、大きめの芽を3本ほど残して、他の芽は株元からハサミで切りました。
芽かきを行った後は、土寄せと追肥を行います。
土寄せに使う土を別途用意し、その土に緩効性の固形肥料を適量混ぜ、肥料を混ぜた土を株元に足し入れて土寄せを行っています。
株元に土寄せを行うことによって、根の露出を防ぎ、根の肥大化を促すことに繋がりますので、土寄せと追肥は同時に行うことが効率的です。
ジャガイモの2回目の土寄せと追肥
Potatoes | Fertilizer
芽かきを行った際に行った土寄せと追肥の後は、草丈が30cmほどに成長したら、2回目の土寄せと追肥を行います。
ジャガイモは肥大化するにつれて、地表に出てきてしまうことがありますので、土寄せをしっかり行って、地中に埋めるようにします。
土寄せと追肥の方法は、芽かきの際の作業と同様に、土寄せに使う土を別途用意し、その土に緩効性の固形肥料を適量混ぜ、肥料を混ぜた土を株元に足し入れて土寄せと追肥とを行っています。
肥大化したジャガイモは、成長の途中で太陽光に当たると緑色に変色しだし、有毒物質であるソラニンの含有量が増えてしまいます。
緑色のジャガイモは、食中毒を起こしてしまいますので注意が必要です。
ジャガイモの収穫
Potatoes | Harvest
春植えジャガイモの収穫時期は、6月中旬頃が収穫時期の目安になります。
茎や葉が黄色く変色して、半分以上枯れた頃が収穫の目安となります。
また、土壌の水分が多い日に収穫をすると、ジャガイモが腐りやすくなりますので、土壌が乾燥している晴天の日に収穫するようにします。
収穫したジャガイモは、風通しのよい日陰で半日ほど、土が乾燥する程度に乾かしてから早めに取り込みます。
長時間、太陽光に当ててしまうと、有毒物質であるソラニンの含有量が増えてしまいますので注意しましょう。
また、ソラニンはジャガイモを早く収穫しすぎても、ジャガイモに多く含まれますので注意が必要です。
ジャガイモの害虫対策と病気の予防
Potatoes | Insect | Sickness
ジャガイモの栽培では、今のところ目立った害虫の被害に合ったことが無いので、害虫に対しては強い印象があります。
害虫については、実際に害虫の被害に合ってしまった段階で追記をしようと思います。
また、ジャガイモの栽培では疫病やそうか病にかかってしまうことがあります。
病気を防ぐには、しっかりした種いもを選んで栽培をすることが病気の予防につながります。
ジャガイモを料理で使う
Potatoes | Cooking

収穫したジャガイモは、いろいろな料理で楽しむことができます。
ドイツ風の料理としては「ジャーマンポテト」、アメリカ風の料理ではフライドポテト、日本では「じゃがバター」などが人気ですね。
フランス料理ではポトフにじゃがいもを加えて食べることも定番です。