アメリカンチェリーの育て方 サクランボの栽培

アメリカンチェリーの苗を用意する

American Cherry | Dark Cherries | Cultivation

園芸店にアメリカンチェリーの苗木がありましたので、購入して早速栽培を始めました。
購入したアメリカンチェリーの品種では受粉樹が必要とのことでしたので、相性が良いとされる品種も購入して2本を同時に栽培を始めました。
サクランボの品種によって、受粉に適した組み合わせがあるようなので、購入時には相性が良いとされる受粉樹を選びましょう。

アメリカンチェリーの苗の植え付け

アメリカンチェリーの苗の植え付け
アメリカンチェリーの苗の植え付け

アメリカンチェリーの苗の植え付けは、4月に行いました。
アメリカンチェリーの苗の植え付けに使用した鉢は、プラスチックの鉢で、サイズは25cm角で、高さは22cm、土の容量は6リットルの鉢に植え付けました。
植え付けに使用した用土は一般的な野菜などで使う園芸用土を使っています。
また、鉢にはあらかじめ鉢底石を適量入れておき、その上に用土を入れています。
鉢底石は排水性が良くなりますので、鉢底石を入れてから園芸用土を使って植え付けを行っています。

植え付け後は日当たりが良く風通しの良い環境に鉢を置いて栽培スタートです。
実の収穫までは数年ほどかかるようなので、気長に栽培継続中です。

アメリカンチェリーの木に肥料を与える

鉢植えで栽培しているアメリカンチェリーには、追肥は毎年2月、5月、9月を目安に緩効性の固形肥料を与えています。
固形肥料は株元付近に適量をまいて、土と軽く混ぜるようにして肥料を与えています。

アメリカンチェリーの苗の植え付けを行った4月の段階では、植え付けに使用した園芸用土には元肥が含まれていますので、初めての追肥は6月初旬に行いました。
あとは毎年2月、5月、9月を目安に緩効性の固形肥料を与えています。

アメリカンチェリーの仕立てと剪定

アメリカンチェリーの仕立てと剪定
アメリカンチェリーの仕立てと剪定

植え付けをしたアメリカンチェリーの苗木は主幹があらかじめ切られておりましたので、購入後に主幹を切る必要はないので主幹はそのままにしております。
樹形はYの字の形になるように仕立てる予定なので、主幹から伸びる主枝は、上から太めの枝を2本選んで、残りの枝は剪定して切り落とすことにしました。

鉢植えでの栽培なので、樹高を低めに育てていくために、樹形は主幹から伸びる主枝を2本残してYの字の形になるように、選んだ2本の主枝以外はすべて付け根で切り落として樹形を管理していきます。

残した2本の主枝は樹高が低くなるように、縦方向ではなく、横方向に伸びて広がるように、主枝を紐で下方向に軽く引っ張るようにして誘引を工夫することも有効なようです。

その後の剪定は、冬季の休眠中に行うことが一般的なので、冬季に入った段階で、混み入っている枝、細い枝、枯れた枝などを切って樹形を整えることが有効なようです。

アメリカンチェリーの花の授粉

アメリカンチェリーの花の受粉は自然受粉にして、風や昆虫に受粉を任せようと思います。
実があまり付かないと感じた時には、人工授粉をしてみようとも考えております。

初めは自然受粉に任せて、実があまり付かないようならば、翌年からは人工授粉も試してみようと計画しております。

アメリカンチェリーの実の摘果

アメリカンチェリーの実の摘果は、ひとつの花房に2果を残してその他は取り除くようにしています。
ひとつの花房に対して2果にすることで、実がより充実してくると思いますので、2果を目安に摘果を行っています。

また、生理落果により実が落ちることもありますので、摘果は一度にすべてを行わずに徐々に行うことが有効だと思います

アメリカンチェリーの実の収穫

アメリカンチェリーの実の収穫時期は、栽培している場所によっては収穫の時期が異なると思いますが、一般的に5月初旬からが収穫のシーズンになります。
収穫が遅れると鳥害の被害に合ってしまうことがありますので、収穫のタイミングを逃さないようにすることが有効です。

実が程よく成長した段階で、収穫をしていきましょう。

アメリカンチェリーの病気予防と害虫対策

アメリカンチェリーの栽培では、今のところ目立った病気が葉や枝に発生しておりませんので、病気には強い印象があります。
病気の予防には、日当たりが良く風通しの良い環境で育てることが有効だと思います。

害虫対策としては、病気と同様に今までこれといった被害に合ってはおりませんので、実際に害虫被害に合ってしまった段階で追記をしていこうと思います。

アメリカンチェリーの鳥害対策

サクランボの実は鳥害に合うことがとても多い印象があります。
そろそろサクランボの実の収穫ができると思っていたら、収穫前にあっという間に鳥が実を食べてしまうこともあります。

サクランボは収穫が遅れると、鳥害に合う可能性が高くなってしまいますので、収穫のタイミングを逃さないようにしましょう。

具体的な鳥害対策としては、偽物のカラスの作り物が効果的だと知人が教えてくれましたので、収穫期前に、園芸店で購入したダミーのカラスをアメリカンチェリーの木の近くに吊るして、実際に鳥害に対する効果があるかを検証してみようと思います。


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