ピーマンの育て方 プランターで栽培

How to Grow Bell Pepper

ピーマンは、ナス科 トウガラシ属、に分類される野菜になります。
ピーマンは日本の食卓でもお馴染みの野菜になり、家庭菜園でも手軽に栽培を楽しむことができます。
収穫したピーマンはピーマンの肉詰めなど色々な料理で使うことができますので、ピーマンの栽培はおすすめです。

このページではプランターで育てるピーマンの育て方を、写真とともに掲載しておりますので、ピーマン栽培の一助としてお役立てください。

ピーマンの苗の植え付け プランター

ピーマンの苗の植え付け プランター
ピーマンの苗の植え付け プランター

Bell Pepper | Cultivation

ピーマンの苗をホームセンターで購入してきましたので、さっそくプランターに植え付けました。
真ん中にピーマン、両脇に一株ずつマリーゴールドを寄せ植えしています。

プランターのサイズは、幅が51.6cm、奥行きが34cm、高さが26cmで容量は28リットルになります。
プランターに入れる用土は野菜などで使われる一般的な園芸用土を使っています。
また、用土を入れる前にプランターにはあらかじめ鉢底石を適量入れて、水はけが良くなるようにしています。

ピーマンの苗は浅植えが基本になりますので、育苗ポットから取り出した根鉢は深く植え過ぎないように、プランター内の土の表面より少し根鉢を浮かす程度で植え付けました。
苗を浅植えにすると、栽培日数が経過するとともに株元の根が地表に露出して見えてくることがありますので、そのような時は株元に土を少し足して、根を埋めて隠すようにしています。

ピーマンの苗をプランターに植え付けた後は、日当たりが良く風通しの良い環境にプランターを置いて、たっぷり水を与えて栽培スタートです。

ピーマンの仕立て方 3本仕立て

Bell Pepper | Plant Care

ピーマンの苗の植え付け後は、株の成長を優先させるために1番花は早めに摘み取って実を付けないようにしています。
栽培の初めは株を充実させることを優先しますので、株の負担を軽減するために1番花は早めに摘み取るようにしています。
2番花、3番花も摘蕾、または摘花することも株を育てることを優先させるためには有効ですが、2番花、3番花の摘花はそこまで神経質にならずとも良い気がします。

プランターで育てているピーマンは、3本仕立てに仕立てています。
仕立て方は、苗の植え付け後、ピーマンの草丈がある程度の高さに育ってきた段階で、支柱を株元に1本挿して主幹を支えるように麻紐を使って軽く結び、主幹が倒れないように支えます。

次に1番花より下から伸びる脇芽(側枝)が勢い良く育つ良い枝となりますので、1番花より下から伸びる側枝2本を選んで残し、主幹と側枝2本の3本仕立てにしています。
選んだ2本の側枝(わき芽)より下から伸びるわき芽は全て早めに摘んでかき取って、選んだ側枝2本の成長を促すようにしています。

ピーマンの栽培では、主幹と2本の側枝を合わせた3本仕立てが、樹形をまとめやすく手入れがしやすいので、ピーマンの仕立ては3本仕立てで栽培をすることがおすすめです。

ピーマンの花

Bell Pepper | Flowers

ピーマンの花は、小さな白い花を咲かせます。
栽培の初めは株を充実させることを優先させるので、株が大きく育つように1番花、または1番花の実は小さい内に早めに摘み取るようにしています。

また、株が充実してくると多くの花が咲くようになりますが、花数が多すぎると株が疲弊して既に付いている実の成長に影響がでてきますので、花数が多すぎる場合は摘花して花数を調整するようにしています。

ピーマンに肥料を与える

Bell Pepper | Fertilizer

ピーマンの栽培では、1番花、または2番花、3番花が咲いた頃を目安に追肥を与えています。
追肥の方法は、緩効性の固形肥料を株元付近に適量ばらまいてから、軽く土と混ぜるようにして追肥を与えています。

あとは株の生育具合を観察しながら補助的に液体肥料を与えています。
液肥は速効性がありますので、株に栄養を早く届けることが出来ます。
株が充実して大きく成長してくると、肥料切れをおこしてしまうこともありますので、補助的に液肥を与えるようにしています。

このように緩効性の固形肥料と速効性のある液体肥料とを、組み合わせて株に栄養を与えることはとても有効な追肥の方法となりますが、肥料の与えすぎもよくないので、与える肥料の分量は取扱欄を参考にして適量を施すようにしましょう。

ピーマンの収穫

Bell Pepper | Harvest

ピーマンは収穫サイズに育った実から、随時ハサミを使って収穫をしていくようにします。
枝に実が付いたまま収穫が遅れると株が疲弊してしまうので、株の負担を軽減するために、収穫は遅れないようにすることが基本です。

また、花数が多すぎたり実が多く付きすぎているときは、実が上手く育たないことがありますので、摘花、または摘果をして花数や実の数にも注意しながら管理をしていくことが有効です。

ピーマンの病気予防

Bell Pepper | Sickness

ピーマンの栽培では病気にかかることが少ない印象があります。
病気の予防には、日当たりが良く風通しの良い環境で栽培をすることが有効なので、栽培環境を整えてあげることが病気の予防につながります。

ピーマンの害虫対策

Bell Pepper | Insect

ピーマンは害虫に対しては強い印象がありますが、タバコガによる食害に合ってしまうことがあります。
タバコガはピーマンの実に小さな穴をあけて実を食害しますので、タバコガの食害に合ってしまった実は早めに取り除くようにします。

ピーマンを使った料理

ピーマンの肉詰め
ピーマンの肉詰め

Bell Pepper | Cooking

収穫したピーマンは、色々な料理で使うことができますが、その中でもピーマンの肉詰めはピーマンを料理の見た目でも楽しむことができますので、おすすめのピーマンを使った料理になります。
作り方はそれほど難しくはありませんので、ピーマンの肉詰めはおすすめです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: