ハーブ栽培の方法
零製作所ブログでは、管理人が育てているハーブの種類と栽培方法、育て方をご紹介しております。
ハーブと言えば、思い浮かぶ品種がひとそれぞれ多岐にわたるかと思います。
スペアミントやペパーミントに代表されるミント類。
ミントと言えば、清々しい香りが特徴的なハーブになります。
ミントの料理での利用方法としては、ミントシロップやアイスクリームのトッピングの飾り、
またはチョコミントの様なお菓子に混ぜ込んで使用される事が多いです。
ローズマリーやタイムと言った芳香性に優れる品種。
ローズマリーやタイム、ローリエなどは、肉料理で使われる事が多いですね。
ローズマリーはステーキ肉の臭み消しに、
タイムやローリエはまとめてブーケガルニとして鍋料理などに利用されています。
バジルやパセリと言った、普段の食事でも良く利用されるような香草類。
バジルと言えば、マルゲリータに代表されるピザの調理では頻繁に用いられる香草の代表格になりますね。
また、バターに混ぜて風味を加える事も多いです。
パセリはサンドイッチやハンバーグステーキなどに添えられて、
風味のアクセントとして、料理に色どりを加える事にもよく使われます。
これらのハーブの栽培方法は、比較的に簡単な部類に入る植物になります。
普段の手入れは、水やりや剪定といった、最低限の作業だけでもそれなりに育ちますし、葉の収穫にも期待が持てます。
しかし、沢山の葉を収穫したい場合や、何年も栽培を続けていくにはそれなりの手入れ作業は欠かせません。
収穫時期を想定して追肥を与えたり、株が大きく育ったら株分けをして増やしたり、
剪定を加えてより育ちやすい環境の手助けをしたりと、
育て方次第で、ハーブはより大きく育ちますし、なにより収穫の喜びも増します。
何よりもハーブ栽培の醍醐味は、収穫ですよね。
収穫期までに丈夫に上手に育てられたハーブは、沢山の葉を付けて、普段の手入れの期待に応えてくれます。
収穫したハーブの葉は、生のままフレッシュで利用すれば、採りたての新鮮味を味わえますし、
乾燥させてドライで保存して、使いたい時に料理に使う事も出来ます。
このように、ハーブの栽培はとてもやりがいのある園芸になります。
ハーブ栽培は、何と言っても葉を収穫して食べる事も出来ます。
また、料理の香り付けとして利用する事も出来ます。
カテゴリー毎に、それぞれのハーブの育て方や栽培方法を、
豊富な栽培記録写真と共に掲載しておりますので、ハーブ栽培の一助としてご参照下さい。
ハーブ栽培を楽しむために
栽培しているハーブ品種一覧
- イタリアンパセリの栽培
- エキナセアの栽培
- オレガノの栽培
- カモミールの栽培
- 月桂樹の栽培
- コモンセージの栽培
- コモンタイムの栽培
- シソの栽培
- ステビアの栽培
- チャイブの栽培
- バジルの栽培
- パセリの栽培
- フェンネルの栽培
- ラベンダーの栽培
- レモングラスの栽培
- レモンバーベナの栽培
- レモンバームの栽培
- ローズマリーの栽培
栽培しているミント品種一覧
- アップルミントの栽培
- オーデコロンミントの栽培
- キューバミントの栽培
- ジンジャーミントの栽培
- スペアミントの栽培
- ニホンハッカの栽培
- パイナップルミントの栽培
- ブラックペパーミントの栽培
- ペパーミントの栽培
- ラベンダーミントの栽培
ハーブ栽培の鉢の種類
ハーブの栽培で使用している鉢は、ほぼ素焼きの鉢を使用しています。
素焼きの鉢の特徴は、通気性、排水性、そして吸水性に優れます。
使用感としては、水やりの際の余分な水分は、吸水した鉢の表面からも蒸発してくれますので、
水はけがよくなり植物は根腐れを起こしにくくなります。
サイズ(号)は、挿し木など小さなハーブ苗の栽培では3号の鉢、そして苗の植え付けでは6号の鉢、
大きく成長するハーブ品種の苗の植え付けには8号の素焼きの鉢、を主に使用しています。
具体的にはミント品種の栽培では、6号の素焼きの鉢での栽培が多いです。
そしてレモンバーベナやローズマリーなど、中型のハーブ品種では、
8号の素焼きの鉢で栽培したりと、株の大きさによって鉢のサイズを管理しています。
また、月桂樹やレモングラス、フェンネルなど樹形が大きく育つハーブ品種は、
30cm程度のスクウェアタイプや丸型のプラスチックプランターで栽培することもあります。
このように鉢のサイズは、そのハーブ品種の育つ大きさを考慮しながら鉢を選定しています。
鉢植えでの栽培のポイントは、管理のしやすさと庭の栽培スペースの都合によります。
鉢植えでの栽培では、樹形を鉢の大きさに合うように剪定しながら栽培を継続します。
地植えでの栽培では、植え付けた場所をどうしても占有してしまいますので、
我が家の庭の広さでは少し困難なケースが多く、また庭の景観のリセットや、
イメージチェンジも容易ではなくなりますので、庭を使った地植えはあまりしておりません。
そして鉢植えでの栽培の利点は、樹形をコントロールしながら栽培を楽しめる点が大きいです。
例えば、ミント品種の場合、繁殖力が強いので、6号程度の鉢植えでも十分に、
自分がハーブティーなどで楽しめる分量の葉を、収穫して楽しめます。
月桂樹の鉢植えでの栽培では、月桂樹は地植えにするとぐんぐん成長して行きますので、
気が付いたらとても大きく育ってしまった、ということを防ぐことが出来ます。
地植えでも剪定の手入れを適切に施せば、希望通りに樹形を収めてコントロールすることも出来ますが、
鉢植えでの栽培の方が、剪定による樹形のコントロールは容易く、
鉢を移動して、景観を変えて気分転換をすることも出来ますので、鉢植えの栽培にこだわっています。
また、バジルやパセリなど多年草では無いハーブ品種の栽培では、
プラスチックプランターで栽培する方が、目が届きやすく管理が楽になり手入れ作業の負担を軽減できます。
そして収穫時期が終わり、栽培が終了した段階でプランターを片付ければ、栽培スペースが空いてすっきりします。
このようにして、鉢植えでの栽培では普段の手入れ作業の軽減に繋がります。
剪定による樹形のコントロールもしやすく、鉢植えでの栽培と言っても収穫も十分に楽しめます。
そして鉢を移動することによって、見慣れた景観を変えてみたり、
株分けをして同じハーブ品種をたくさん並べて、同時に鉢植えで栽培することも容易にできます。
鉢植えでの栽培では、気に入ったお気に入りの鉢植えを見つけて、コレクションする楽しみ方もありますね。
小型のハーブ品種から大型のハーブ品種まで、鉢植えでの栽培は手入れが楽で、
気楽に栽培を楽しめますので、地植えとは違ったハーブ栽培が楽しめますので、
ハーブ品種は鉢植えでの栽培もオススメです。
培養土を使ったハーブの栽培と古い土の再生
ハーブの苗の植え付けには主に、ホームセンターや園芸用品店などで花や野菜用として販売されている、一般的な培養土を使っています。
培養土には、元肥はもちろん基本用土と補助用土がバランス良く配合されておりますので、
初めの植物の苗の植え付けや、種蒔きにはとても扱いやすい園芸用土になります。
価格も低コストで14L、20L、25Lなど、容量が分けられて販売されており、
ホームセンターオリジナルや、ハイポネックスオリジナルの培養土も販売されております。
そして土づくりから始めたい場合では、赤玉土や黒土、腐葉土やバーミキュライトなど、
単体でたくさんの種類の基本用土や補助用土が販売されており、
それぞれの植物に合った土のブレンドを行って、独自の培養土を作ることも出来ます。
筆者の場合は、初めの苗の植え付け時には基本的に、市販されている培養土を使って植え付けを行っています。
そして栽培日数の経過に合わせて、植え替えや株分けを多なう際に使う土は、
古い土を再生、再利用して作る手作りの培養土を使うことが多いです。
古い土を再生して再利用することは、環境にも優しくエコロジーで、
脱炭素やSDGsへの取り組みにも繋がりますので、地球にやさしい園芸ライフを心掛けましょう。
古い土を再生する手順
植物の栽培で使っていた古い土は、まずはブルーシートなどを敷いた上に広げて乾燥させます。
十分に太陽光に当てて天日干しを行い、土を乾燥させつつ消毒します。
乾燥させた土は、更に夏場では、黒いビニール袋に古い土を入れ、水分を少し含ませて蒸し焼きに、
冬場では熱湯を土にかけた後、霜と寒さで消毒するようにします。
消毒した土は次に、園芸用の「ふるい」を使って、植物の根や害虫、肥料かすなどを取り除きます。
ふるいには、荒目、中目、細目の三種類の網を用意します。
荒目では古い根などのゴミや鉢底石などを、細めでは微塵な土を取り除きます。
最終的には、細目の上に残った土を使います。
荒目で取り除いたゴミと、細目でふるい落とされた微塵な土は処分します。
細かすぎる土は、植物の栽培には不向きな土になりますので、細かい土は栽培には使用しません。
不純物と微塵な土を取り除いた土には、次に土壌改良材や腐葉土などの有機物を混ぜ、
新たに培養土を初めから作ることが出来ます。
筆者の場合は、ハイポネックスの「土のリサイクル材」などのリサイクル材と、
マイガーデンベジフルなどの「元肥」を混ぜて、土を再利用することが多いです。
「土のリサイクル材」と「元肥」を土に混ぜれば、新たに培養土として扱うことが出来ます。
このようにして手作りした培養土は、株分けや植え替え、
または鉢植えの土が減って来た時に、土を足すときなどで使っています。
ハーブの肥料と追肥
ハーブの栽培では固形肥料を追肥として与えることが大切です。

写真の肥料は、住友化学園芸の「マイガーデンベジフル」という種類の固形肥料になります。
マイガーデンベジフルは、鉢植えの用土の上に肥料をばらまくだけで、
肥料の有効成分を株に届けることが出来ますので、追肥の作業の軽減に繋がります。
マイガーデンベジフルの肥料の有効成分は、約3ヶ月から4ヶ月ほど、効果が持続しますので、
一般的なハーブ品種の場合では、
3月、6月、9月、を目安に鉢植えに追肥を与えることが効果的です。
固形肥料を追肥で与えることによって、株の成長を促し株が健康的に育ちやすくなります。
そして収穫できる葉の量も増えてきますので、
適切な時期に固形肥料を追肥で与えるようにしましょう。
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ハーブの冬越し
多年草に属するハーブ品種の場合、冬を越えて栽培を継続することが出来ます。
ミントやローズマリー、ステビアやレモンバームなどは、
多年草に属しますので、越冬することが可能です。
バジルやジャーマンカモミール、ルッコラやシソなどは、
一年草になりますので、越冬して栽培を継続することはできません。
多年草のハーブは、鉢植えでも外に置いたままで越冬させることが出来ます。
ただし、アシタバやレモングラスなど、寒さに弱いハーブ品種は室内に入れて越冬させましょう。
外でも越冬できるハーブ品種は、
ミント、オレガノ、ローズマリー、レモンバーベナ、タイム、フェンネル、など、
一般的なハーブ品種のほとんどは屋外で越冬することが出来ますので、
冬を越えて栽培を続けることが出来ます。
越冬中のハーブ品種は成長が緩やかになり、株は休眠状態となりますので、
夏季のように毎日水を与える必要はありません。
冬季での水やりの目安は、鉢植えの用土の表面が乾燥して乾ききる前に、
水を与えるようにします。
与える分量は、鉢底から少し流れ出る程度の水を与えるようにします。
夏季のようにたくさんの量を与える必要はありませんので、
用土の乾燥具合を観察しながら、鉢植えの土が乾ききる前に、
少量の水分を与えるようにして冬越しさせます。
ハーブティーの淹れ方
ハーブを育てて葉を収穫し、ハーブティーとして楽しむことも人気があります。
ハーブティーでは、ミントやカモミール、レモンバーベナやステビアなど、
数種類のハーブをブレンドして風味を楽しむことも出来ます。

ハーブティーの道具は、耐熱ガラス製のティーポットとカップ&ソーサーがオススメです。
透明なガラス製だと抽出したハーブティーの色も楽しめますし、
ホット、アイスのどちらでもハーブティーを楽しむことが出来ます。
基本的なハーブティーの淹れ方は、
ティースプーン一杯分がカップ一杯分の目安になりますので、
ティーポットに必要分の葉を入れます。
次にお湯を注いで蓋をして蒸らせば出来上がりです。
カップに注ぐ前にティーポットを少し揺すると効果的です。
葉は、フレッシュな摘みたての生の葉でも、乾燥させたドライな葉でも、
どちらの葉でもハーブティーで楽しめますので、
旬の時期ではフレッシュな葉を利用してみたり、
冬季では乾燥させたドライな葉を使ってみたり、
お好みで葉を使い分ければ良いかと思います。
ハーブティーの風味は使うハーブの種類によって味わいが変わります。
ミント系は清涼感がある風味が特徴で、すっきりした味わいが楽しめます。
カモミールやレモンバーベナは、フルーティーな香りが楽しめます。
ステビアは甘味を加える場合に有効です。
さらにハチミツやミルクを加えると、ティーがまろやかになって飲みやすくなります。
また、シナモンなどのスパイスを加えて、スパイスティーとして楽しむこともできますので、
ハーブティーは奥が深いドリンクとして人気があります。
スパイスティーもハーブティーも、いろいろな葉をブレンドして風味を楽しむことが醍醐味になりますので、
自分好みのハーブティーのブレンドを探求することも楽しいですよ(笑)
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ミントシロップの作り方
収穫したミントの葉は、ミントシロップにして楽しむことが出来ます。
ミントシロップは、ハーブティーに混ぜたりミントコーヒーのシロップとして加えたり、
お菓子作りに使用したり出来ますので、
ミントの葉をミントシロップに加工することも人気があります。
ミントシロップの作り方は、
ミントの葉 20g(生の葉でも乾燥した葉でも同量)
砂糖 70g
水 130ml
の分量を目安にミントシロップを作っています。
糖度を水の分量に対して50%以上にすると、日持ちが良くなりますが、
ミントシロップは生物ですので早めに使い切るようにしましょう。
ミントシロップを美味しく作るコツは、
鍋に水を入れて沸騰させ、砂糖を溶かします。
砂糖が溶けたら火を止めて、ミントの葉を入れ蓋をして10分程度蒸らします。
ミントの枝は使いませんので、葉のみを使います。
ミントの枝ごと煮込んだり、葉の分量が多すぎたり、
蒸らす時間を長くとったりすると、シロップにえぐみが出てしまうことがありますので、
分量と時間を計算して作ると、雑味の無いミントシロップが出来ます。
シロップが冷めたら煮沸消毒をした瓶などに入れて、冷蔵庫で保管しながら使いましょう。
カテゴリー掲載しているハーブの抜粋
イタリアンパセリの栽培
イタリアンパセリは、セリ科の二年草に属するハーブの仲間になります。
パセリと違ってイタリアンパセリの葉は平らで、パセリ特有のカールした縮れ葉ではありません。
イタリアンと言う名の通り、パスタやピザ、などのイタリア料理でよく利用されています。
イタリアンパセリの育て方 | ハーブの栽培方法
エキナセアの栽培
エキナセア(Echinacea)は、キク科 ムラサキバレンギク属 に属する多年草になり、北アメリカが原産地となります。
和名ではムラサキバレンギク(紫馬簾菊)と呼ばれ、「バレン」とは「火消しのまとい(江戸時代に町火消が用いた旗印の一種)」に似ていることに由来します。
ハーブの仲間として知られていますが、日本では花を観賞する植物としてエキナセアは人気がある印象です。
エキナセアの育て方 | ハーブの栽培方法
オレガノの栽培
オレガノは、ハーブの中では珍しく葉からは香りがほぼしません。
その代わりにピリッとした風味を持っております。
その為、オレガノはスパイスの仲間として取り扱われる場合もありますが、
実を使うスパイスとは違い、オレガノは葉を利用しますので、ハーブの仲間であると言えます。
オレガノの育て方 | ハーブの栽培方法
カモミールの栽培
ジャーマンカモミールの花は、ハーブティーとして人気があります。
紅茶の種類の中でもカモミールティーが定着するほど、カモミールのハーブティーは人気が高いです。
カモミールの栽培は、比較的に簡単な部類に入りますのでご自分で栽培から始めたカモミールティーは絶品ですよ。
カモミールの育て方 | ハーブの栽培方法
コモンタイムの栽培
タイムは、シソ科 イブキジャコウソウ属 に属するハーブの仲間になります。
料理で使われるタイムの品種は「コモンタイム」が一般的になります。
コモンタイムは、料理の香り付けからハーブティーまで、食用として幅広く利用されています。
コモンタイムの育て方 | ハーブの栽培方法
月桂樹の栽培
月桂樹の葉は、名前を沢山持つハーブとしても知られています。
和名では月桂樹、英名ではベイ、ローリエ、ローレルなどとも呼ばれています。
料理ではローリエと言う呼び名でよく使われています。
月桂樹の育て方 | ハーブの栽培方法
シソの栽培
しそ(紫蘇)には品種がいくつかあり、「青シソ(大葉)」「赤シソ」「青ちりめんしそ」「赤ちりめんしそ」などの品種があります。
この項では主に「青ちりめんしそ」の育て方を記載しております。
青ちりめんしそは、シソ科シソ属に属する一年草で、葉が縮れた種類のシソの品種になります。
料理の風味付けとして人気のあるハーブの仲間になります。
シソの育て方 | ハーブの栽培方法
ステビアの栽培
ステビアは、甘みのあるハーブとして知られています。
葉には、ステビオサイドという甘みを持つ物質が含まれており、その甘みは砂糖のおよそ300倍とも言われています。
ステビアの葉の甘みは、ハーブティーに甘さを加えるためによく利用されています。
ステビアの育て方 | ハーブの栽培方法
チャイブの栽培
チャイブは、日本で言う所のネギの仲間になります。
日本では、西洋アサツキとも呼ばれ、育て方が容易なことで知られています。
収穫する度に、切っても切っても伸びてくる葉の成長力のたくましさは、見ていても楽しい物です。
チャイブの育て方 | ハーブの栽培方法
バジルの栽培
バジルはハーブを代表するハーブであるとも言えます。
その独特な香りは古くから料理に親しまれてきました。
ピザやパスタなどの料理には欠かせない存在です。
また、バジルの栽培はとても簡単なので、毎年時期になると、自宅で栽培を行っている方も多いかと思われます。
バジルの育て方 | ハーブの栽培方法
パセリの栽培
パセリは、セリ科の二年草に属するハーブの仲間になります。
パセリは、18世紀末の日本にオランダ人によって持ち込まれたとされ、和名ではオランダゼリ(和蘭芹)とも呼ばれています。
パセリはみずみずしい濃い緑色の葉をしていて、葉は縮れておりカールしているのが特徴になり、葉は料理に添えられて、抗菌作用、殺菌作用があるとされています。
パセリの育て方 | ハーブの栽培方法
フェンネルの栽培
フェンネルの品種は主に、スイートフェンネルとブロンズフェンネルの二品種があります。
スイートフェンネルは、主に食用として、ブロンズフェンネルは観賞が目的の園芸品種として栽培されています。
スイートフェンネルは、セリ科ウイキョウ属 に属する多年生植物(多年草)になります。
とくに魚料理との相性が良く、ヨーロッパでは古来より魚料理の香り付けに重宝されてきました。
フェンネルの育て方 | ハーブの栽培方法
ラベンダーの栽培
ラベンダーは、シソ科 ラベンダー属 に属する常緑低木になります。
この項では主に、「スイートラベンダー」「ラベンダーグロッソ」「フリンジラベンダー」などの一般的なラベンダーの園芸品種を中心に、ラベンダーの育て方、栽培の方法を記載しております。
ラベンダーの育て方 | ハーブの栽培方法
レモングラスの栽培
レモングラスは、イネ科 オガルカヤ属 に属するハーブの仲間になります。
レモングラスの葉と言えば、爽やかなレモンの香りがするタイの郷土料理のひとつ、
トムヤムクンスープの香り付けには欠かせません。
また、料理の香り付けだけではなく、ハーブティーの香り付けとしても人気があります。
レモングラスの育て方 | ハーブの栽培方法
レモンバーベナの栽培
レモンバーベナは南米原産の落葉低木に属する植物になり、クマツヅラ科に分類されるハーブの仲間になります。
和名では、コウスイボク(香水木)と言う呼び名でも知られています。
レモンバーベナの葉は、何と言ってもハーブティーでは特に親しまれております。
レモンを思わせる爽やかな香りは、ハーブティーとの相性が抜群です。
レモンバーベナの育て方 | ハーブの栽培方法
レモンバームの栽培
レモンバームはシソ科に属する多年草のハーブになります。
生育力はとても旺盛で、栽培環境が合えば、こぼれ種でも増えやすいハーブ品種になります。
レモンバームの葉からは、爽やかなレモンに似た香りがします。
また、バスクリンなどの芳香とも似ていますので、葉の香りはハーブバスやハーブティーなどにとても人気があります。
レモンバームの育て方 | ハーブの栽培方法
ローズマリーの栽培
ローズマリーの葉は、肉の臭み消しとして古来から親しまれてきたハーブになります。
ローズマリーの品種は、主に立性(たちせい)と這性(はいせい)の二品種があり、
立性(たちせい)品種は垂直に伸びるように成長するのに対し、 這性(はいせい)品種は匍匐して広がるように成長するのが特徴になります。
ローズマリーの育て方 | ハーブの栽培方法
—ミント品種はここから—
アップルミントの栽培
アップルミントはシソ科、ハッカ属に分類されるミント品種の内のひとつになります。
アップルミントは日本では、マルバハッカとも呼ばれており、
ミント品種の中でも人気がある品種のひとつになり、リンゴを思わせるフルーティーな香りが特徴になります。
アップルミントの育て方 | ハーブの栽培方法
オーデコロンミントの栽培
オーデコロンミントは別名「ベルガモットミント」とも呼ばれています。
学名は「Mentha × piperita ‘Citrata’」です。
「ベルガモットミント」は、柑橘系の香りがするミント品種の総称のことを言います。
オーデコロンミントの育て方 | ハーブの栽培方法
キューバミントの栽培
キューバミントは、別名「イエルバブエナ」とも呼ばれています。
シソ科 ハッカ属 に属し、スペアミントとアップルミントの交配種になります。
カクテルのひとつとして知られるモヒートに使われることが多いハーブになります。
キューバミントの育て方 | ハーブの栽培方法
ジンジャーミントの栽培
ジンジャーミントは、コーンミントとスペアミントの交雑種になります。
欧米では、ジンジャーミント(Ginger Mint)の他に、「Redmint」「Scotchmint」「Scotch Spearmint」とも呼ばれています。
葉からは、生姜を連想させるスパイシーな香りが特徴となります。
ジンジャーミントの育て方 | ハーブの栽培方法
スペアミントの栽培
スペアミントは別名オランダハッカとも呼ばれ、江戸時代にオランダより持ち込まれました。
葉が、槍の穂先のような形(spear)に似ている事が、名前の由来になります。
香りはミント特有のすぅーっとした清涼感のある香りを楽しむ事が出来ます。
葉は、ミントティーやバニラアイスクリームなどのトッピングでも利用されています。
スペアミントの育て方 | ミントの栽培方法
ニホンハッカの栽培
ニホンハッカは、日本生まれのミント品種の仲間になります。
日本では、最近ではハッカ飴や、古くはハッカパイプなどでその風味を味わうことが出来ます。
ニホンハッカは、英名ではクールミントとも呼ばれ、ヨーロッパなどでも知られております。
ニホンハッカの育て方 | ハーブの栽培方法
パイナップルミントの栽培
パイナップルミントは、シソ科 ハッカ属 に属するミント類の仲間になります。
特徴は、白色の斑模様が葉の縁に入るのが大きな特徴になります。
また、アップルミントの交雑種になりますので、アップルミントの葉と同じような産毛が葉に生えているのも大きな特徴になります。
パイナップルミントの育て方 | ハーブの栽培方法
ブラックペパーミントの栽培
ブラックペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交雑種になります。
特徴は別名ブランデーミントと呼ばれるほどに、芳香性が豊かなのが特徴になります。
ブラックペパーミントの育て方 | ハーブの栽培方法
ペパーミントの栽培
ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交雑種として誕生しました。
そしてペパーミントは、スペアミントと並び、数あるミント品種の中でも、
スタンダードな存在として、人気のあるミント品種になります。
ペパーミントの育て方 | ハーブの栽培方法
ラベンダーミントの栽培
ラベンダーミントの学名は、「Mentha Piperita ‘Lavender’」になり、
ペパーミントの園芸品種とされています。
品種名の通り、ミントの香りと共に、ラベンダーを思わせるような芳香があります。
その為、ポプリやサシェなどに葉を使うことが多いですが、ハーブティーや料理に扱うことも出来ます。
ラベンダーミントの育て方 | ミントの栽培方法